遺言を書くことは、
自分がいない世界を想像することです。 

遺言で「今のあなたの本当の思い」をご自分の死後に叶えること、それはあなたにとって大切なことです。

遺言は、人生の生前から死後までの大事な意思表示です。

遺言を作ることによって、今までの人生をゆっくりと振り返り、そして家族や大切な人のことを思うことによって、頭の中で今まで思い悩んでいたことが嘘のように吹っ切れ、気持ちの整理ができます。


誰でも、一度はご自分の死後のことを考えたことがあると思います。
残された家族や大切な人はどうなるのか。争ってほしくない。あの人の将来は。限られた自分の財産が思わぬ方向に使われないか。少しでもこういったことに役立てることができないか。あの人のために役立てたい。

そんな時遺言があったなら、今のあなたの様々な思いが実現できるのです。


相続は、あなたの死後、思いもよらず残された家族が争う「争族」になってしまうことがあります。そうなれば大変悲しいことです。


自分には遺言をするだけの財産がない。

ご自分には大した財産はないと思っていても、残されたご家族にとっては、大きな財産です。

統計では1,000万円以下の財産で揉める割合は、全体の1/3もあります。5,000万円以下の財産では全体の3/4にもなっています。

遺産の多い少ないにかかわらず、遺言書を作成することは誰もが行っておくべき大変重要なことですし、残された家族を束ねてくれるものにもなります。

相続の際に子供など身近な人たちが争ってしまうようなことは本当に悲しいことです。

「相続」を決して「争族」にしてはいけません。


遺言はあなたの最後の終活です。
今思っておられる「今のあなたの本当の思い」、それを実現するのは今です。


まだ元気なのに遺言をつくるなんて、と思っていませんか。

遺言を作ることに年齢は関係ありません。

縁起が悪いことでも決してありません。

人は、いつ急な病気になるか、事故に合わないかは誰にもわかりません。また、高齢で認知症等になった場合には、遺言能力に疑いが出て死後に無効とされてしまう場合もあり得ます。そうなったら手遅れになってしまいます。

今は、決して早くはありません。遺言はご自分の状態の良い時が残し時です。

遺言を残したら今ある財産が使えなくなるのではないか。
いいえ、遺言は亡くなってから初めて効力が発生します。

遺言は、いつでも撤回できます。いつでも新たに作れます。

遺言を作ることによって、今までの人生を振り返ったり、家族や大切な人のことを考えたりすることにより、今まで思い悩んでいたことが吹っ切れます。今までの気持ちが整理できます。


遺言を残して後悔した方はおられません。


過去を振り返り、現在を見つめ、そして将来への安心を。
今、少しでも遺言について考えた時、今がその時です。

先ずはお気軽にご相談ください。一緒に想像してみることから、始めてみませんか。

当事務所では、お話をじっくりとお聞きし、「あなたの思いを未来へ繋げるために」ご一緒に考えてまいります。

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